アートについて
アートというものは、日常の世界に、絵を描くという非日常の行為の中に身を置いてイメージし生み出された作家の作品を置くことにより、その日常が一変し
時には癒され、時にはエネルギーを与えられ、新しい息吹が吹きこまれることになります。
そのような大きな力を持ちうるアートというものを、世界中の人々が享受し 創造の力に身を置き、暴力、権力、金で変えられることのない新しい世界にアートのパワーを使うべきです。
アートは世の中を変えられるだけの力を持っていると信じています。
次の世代に何を残すかを我々は考える時です。
私は絵描きです。絵を描くことしか世の中の人に問うことはできません。
一つ一つの作品の中に絵かき手の思いを込め、展覧会で発表し、
その作品を身近に置いてもらって、日々の暮らしの中で。絵と対峙してもらうしかないのです。
1枚の絵を観取ることが、自分を見つめることであり、哲学することでもあり
真摯に生き方、死に方までを考えていくことだと思います。
だからこそ1枚の絵に、明日への希望を込めて、次の世代に思いを込めて送ることが出来るのです。
たった1枚の絵が、人の人生を豊かに描き出せるならこんなにうれしいことはありません。
1枚の絵は世の中を変えていく一粒の種。
その一粒を、世界中の人々に持ってもらうために、絵描きの使命を全身全霊で邁進していきます。
